パスワードを設定して、ファイルを保護する方法

秘密ファイルや内容を変えられたくないファイルを保護するには、パスワードを設定するといいでしょう。


エクセルでは「読み取りパスワード」と「書き込みパスワード」のどちらか、または両方を設定することができます。

・読み取りパスワードは、ファイルを開く際にパスワードを入力しないとファイルを開くことが出来ません。
・書き込みパスワードは、ファイルを開いて表示編集作業は出来ますが、上書き保存を行えない状態になります。元のファイルを変更されたくない場合に使用します。


※読み取りパスワードを設定するとパスワードがわからなくなった場合にファイルが開けなくなりますので注意してください。

方法1.編集中にパスワードを設定する

「ツール」→「オプション」を選択して「オプション」画面きます。


「セキュリティ」タブをクリックし、表示された画面で[読み取りパスワード] または [書き込みパスワード] ボックスにパスワードを入力し、[OK] をクリックします。


再度読み取りパスワードを入力します。先ほど入力した読み取りパスワードを入力し、「OK」ボタンをクリックします。


再度書き込みパスワードを入力します。先ほど入力した書き込みパスワードを入力し、「OK」ボタンをクリックします。


ファイルを保存すると、次回ファイルを開くときにパスワードの入力を促されるようになります。

方法2.保存時にパスワードを設定する

「ファイル」「名前を付けて保存」を選択し、「ツール」→「全般オプション」を選択します。


「保存オプション」ダイアログボックスの「ファイル共有」グループの「読み取りパスワード」または、「書き込みパスワード」を入力して「OK」ボタンをクリックします。


再度読み取りパスワードを入力します。先ほど入力した読み取りパスワードを入力し、「OK」ボタンをクリックします。


再度書き込みパスワードを入力します。先ほど入力した書き込みパスワードを入力し、「OK」ボタンをクリックします。


ファイルを保存すると、次回ファイルを開くときにパスワードの入力を促されるようになります。


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