メモリとハードディスクと仮想メモリのわかりやすい説明
パソコン初心者の方にはメモリとハードディスクの違いや、そもそもそれが何なのか、何をするものなのかわからない方も多いのではないでしょうか?
インターネットで調べてみても、
メモリとは、コンピュータ内でデータやプログラムを記憶する装置。広義にはハードディスクやフロッピーディスクなどの外部記憶装置(補助記憶装置)も含むが、単に「メモリ」と言った場合は、CPU(中央処理装置)が直接読み書きできるRAMやROMなどの半導体記憶装置のことを意味する場合がほとんどである。特に、RAMを利用したCPUの作業領域は主記憶装置(メインメモリ)と呼ばれ、コンピュータの性能を大きく左右する重要な装置である。
ハードディスクとは、代表的な記憶装置の一つ。磁性体を塗布または蒸着した金属のディスク(「プラッタ」という)を一定の間隔で何枚も重ね合わせた構造になっており、これをモーターで高速に回転させて磁気ヘッドを近づけてデータを読み書きする。磁気ヘッドとディスクは10nm程度と非常に接近するため、振動に弱い。パソコンを初めとするほとんどのコンピュータに搭載されている、代表的な外部記憶装置。ディスクの大きさは、ノートパソコン向けのものは2.5インチが、デスクトップパソコン向けのものは3.5インチがそれぞれ主流。コンピュータとの接続にはSCSIやIDE(ATA)などが使われる。
と書かれていて、何がなんだかわからないでしょう。
これを普通の人にもわかりやすいように説明いたします。
まず、あなたが今「本で何かを調べよう」としている姿を想像してください。
机の上に本が開いてあります。そこで、別のことを調べようと本棚から一冊本を取り出します。
机が広ければ、いま開いている本はそのままにして、新しい本も開くことが出来ます。さらに別の本を開くこともできるでしょう。
でも机が狭かったらどうでしょう?
別の本を開くためには、今開いている本を閉じて本棚に戻し、机のスペースを空ける必要があります。
このとき、机を「メモリ」と置き換えて考えると、わかりやすいと思います。
「メモリ」もこの机と同じように、メモリが大きければ、一度にたくさんのソフトを開いて同時に作業することが出来ますが、メモリが小さいと別のことをやろうとするたびに、今使っているソフトを終わらせないといけません。
今度は本棚を「ハードディスク」と置き換えてみましょう。
本棚が大きければ、それだけたくさんの本が入りますね?
ハードディスクも同様で、大きければ大きいほど、写真や文章などのデータをたくさんしまうことができます。
最後におまけで「仮想メモリ」も説明します。
仮想メモリとは、ハードディスクをメモリ代わりに使うことを言います。
また机と本棚に例えると、本棚に本を閉じてしまうのではなく、本が入っていない棚を使って、本を開いて読むようなものだと思ってください。
どうでしょう、少しは理解しやすくなったのではないでしょうか?
他にも「〇〇がよくわからない」とコメントいただければ、わかりやすい例を使って説明したいと思います。